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エンジニアの1日 Vol.5 フルリモート下での働き方 〜ノーリモートノーワーク〜

デスクの前でHMDをかぶり椅子に座っている筆者

フルリモート下で働くエンジニアの1日を紹介します。

あいさつ

こんにちは、ビジテク開発部の @u1 です!弊社エンジニアが普段どのような働き方をしているのか、「エンジニアの1日」シリーズ第5弾をお届けします。

過去のエンジニアの1日シリーズが気になる方はこちらからどうぞ。

今回は私自身の1日を紹介します。

エンジニア プロフィール

  • 宮城県から上京し、東京本社で勤務中。
  • 2020年にオプト新卒入社。今年で3年目。
  • 情報系の高専を卒業してそのまま入社。
    • 2022/06/01時点で22歳(若い!)
  • 広告実績を可視化するための社内外向けプロダクトの開発に関わっている。
  • 技術スタックは主にTypeScript, React, Rails, Ruby, AWS
    • 学生時代はC#が好きだった。最近の.NETの進化についていけていない。

アイキャッチの画像からわかる通り、最近はVRの世界で遊んでいます。メタバース!(鳴き声)

1日の流れ

オプトのエンジニアは原則フルリモートかつ完全裁量労働制*1のため、これはあくまで私の1日の一例です。

とはいえ大幅に変わることはなく、基本的にこの流れで仕事をしています。

10:20 始業

09:00ごろに起床。眠気を覚まして準備をしつつ、10:20前後に始業します。*2

出社のための時間がいらないので、その分睡眠や準備の時間に回せるのがとても嬉しいです。

始業の際は、slackの勤怠報告用チャンネルにリモートワークを開始した、という報告を行います。

始業をしたらまずは10:35からの朝会に向けて準備をします。昨日行ったこと、今日の予定、その他共有事項等を確認しながら、朝会用のスプレッドシートにそれらを記入していきます。

10:35 ~ 11:00 開発チーム朝会

事前に記入したスプレッドシートをもとに、メンバーとの進捗共有や意見交換を行います。またメンバーが新たに作成したissueがあった場合、この時間でそのissueの背景や意図などを共有し、相対見積もりを設定して着手可能タスクのリストに入れています。

オプトテクノロジーズでは珍しい、朝に行われている朝会です。チームの進め方や時間の使い方は基本的にそのチームに一任されており、メンバーの都合の良いように時間が設定されています。私のチームでも1年ほど前は15:00から開始していましたが、チームメンバーの入れ替えに伴ってこの時間に変更されました。

11:00 ~ 11:30 プロダクトチーム朝会

11:00からはビジネス・CS側を交えたプロダクトチームでの朝会を行います。

こちらは進捗共有ではなく、主に新規要件の内容の調整・詳細決めを行うか、特別なことがあった際にその共有・対応の場となっています。話し合うことがない場合もそこそこあり、その場合はスキップとなっています。

この日は「実績を表示するテーブルの指標を並び替える・非表示にする」機能について、ビジネス側の方が作成された草案をもとに、内容の読み合わせや疑問点・懸念点のコメントなどが行われていました。

11:30 ~ 12:00 開発業務かと思ったら・・・

私はフロントエンドで使用している「primereact」というReact用UIフレームワークの、メジャーバージョンアップをおこなっていました。この日も引き続きそれを行うつもりでしたが、多くのアカウントで実績データのインポート処理が失敗してしまうという障害が発生していました。そのためチームでこちらの調査と対応を行います。

障害の要因としては社内ツール用APIの新規機能リリースがあったが、それによる破壊的変更のアナウンスが漏れてしまい、使用プロダクトへ共有されずにリリースされてしまっていたことでした。ひとまずそちらのプロダクトで対応していただけることになったので一安心です。その旨をプロダクトチーム全体へ共有しました。

ちなみにデジタルグループでは、特別な事情がない限りslackでコミュニケーションを行っています。今回の対応も全てslackでやりとりが完結しました。

12:00 ~ 14:00 昼食

障害の対応がひと段落して切りが良かったので、お昼ご飯を食べに行きます。普段は適当に冷食や夜の残りで済ませるのですが、外に食べに行きたい気分だったので同居人を誘って近くのコメダに向かいます。

私は間違ってもこの後が控えている状態で2品以上頼んではいけない(2敗)という教訓を得ているので、アイスコーヒーとミックストーストだけに抑えました。

14:00 ~ 20:00 開発業務

帰宅して一息ついてからまた再開です。当初の予定であった「primereact」のバージョンアップに取り組みます。この時間で他のメンバーからレビュー依頼が飛んできたり、データ一括登録の依頼が来ることもありますが、この日は特にありませんでした。

開発中はどうしても長時間座りっぱなしになるので、気づいたときに立ち上がったりストレッチをするようにしています。とはいえまだ習慣化できていなく忘れるときもしばしばありますです。

うまく集中できないときはとりあえず立ち上がって伸びをするとある程度改善されることが多いので、なるべく意識して行いたいですね。ポモドーロタイマーでもしようかな。

この日は調子が良かったのでほぼ休憩を取らずに作業をしていましたが、普段は間に休憩を入れて気分転換をしたり、眠気がどうしようもないときは昼寝したりしています。自分のベッドで昼寝ができるのはリモートワークの強みだと切に思います。

20:00 終業

同居人に夜ご飯に呼ばれて、業務の切りも良かったので終業します。slackの勤怠管理チャンネルに業務終了を報告し、業務PCの電源を落として終わります。

リモートワークについて

vol.4にならって、私の状況を書きます。

デスク

会社に希望して32インチの4Kモニタを貸与されているので、基本的に業務PCは閉じてスタンドに置き、モニタに接続して使用しています。

自分は元々私用PC用に自宅のデスクの設備や椅子を整えていたので、使い慣れている環境をそのまま仕事に使えるのは快適です。

セルフマネジメント

かなり難儀しています。元々日によって調子の振れ幅が大きい自覚はあったのですが、出社という大きな強制力がない今、自分で自分を管理することの難しさを強く感じています。

集中しすぎて腰が痛くなったり終業の時間が遅くなってしまうことがあるのはまだ良いのですが、寝坊してしまって朝会に間に合わないことがまれにあります。チームに迷惑をかけてしまうため、目下の課題として改善中です。

運動

もともと全然外に出なかったのが、さらに全く出なくなったため、なんとかしなきゃという思いでいつかに買ったMeta Quest2*3でビートセイバーというVRゲームをよくしていました。かなり腕と肩を動かすゲームなので、肩こり解消にかなりの効果がありました。

運動不足解消にVRゲーム、非常におすすめです。最近はサボっているのでまた体が痛くなってきました。

出社

全くと言っていいほど無いです。新卒を除き、出社を求められる場合はないので、自分は全く出社していません。たまたま3週間ほど前に用事があったので出社しましたが、その前は2021年の10月に健康診断で、その前は5月くらいにたまたまチームが集まる時があって………というくらいには、本当に出社していないです。

その他の変化

自分は入社したと同時にフルリモートが開始した世代のため、変化という変化は実はあまりないです。

ただ業務中にちょっとしたタイミングで自宅の設備を使用できること、通勤時間が存在しないので仕事そのものの時間、それ以外の時間のどちらも多く確保できることはかなり助かっているため、出社が継続していたらかなり効率が落ちていたのだろうと感じています。

唯一の大きな変化として、より会社から遠いところに引っ越しました。入社当初は会社まで電車で30分くらいの1Kに住んでいましたが、今後も原則フルリモートということが決まったため、2022年3月あたりに1時間半くらいの3DKで学生時代の友人*4とルームシェアを始めました。

自分の部屋以外に移動できる場所が家の中にあること、プライベート空間は確保しつつ自分以外の人が家にいることは、想像よりも良い影響を与えてくれました。

まとめ

今回はいつもより集中して仕事ができた1日でした。本文中にもところどころ記載がありますが、私は調子の波が激しいので、日によって終業時間が16:00のときもあれば、22:00のときもあります。*5

完全裁量労働制とフルリモートという制度を活かして、今後も頑張っていきます。

合わせて以下の記事も読んでいただけるとより面白いかと思います。ぜひご一読ください。

  最後に、Opt Technologies ではエンジニアを募集中です。完全裁量労働制、原則フルリモートの環境に興味のある方は、カジュアル面談も可能ですので、下記リンク先よりお気軽にご応募ください。

*1:新卒の入社年中のみコアタイム制

*2:10:00に目が覚めて大慌てで準備することもしばしばあります

*3:購入当時はOculus Quest2

*4:同性

*5:シン・エヴァを見るために15:00くらいに終業した時も