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エンジニアの1日 vol.4 〜地方エンジニア編〜

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こんにちは。仙台でエンジニアをしている@abemaです。 弊社エンジニアが普段どのような働き方をしているのか、「エンジニアの1日」シリーズ第4弾をお届けします。

今回は私自身の1日をとりあげます。

エンジニア プロフィール

@abema

  • 仙台ラボ勤務
  • 2018年 オプト中途入社
  • 前職は東京でSIerをしていたが、Uターンを目的に仙台ラボにJoin
  • 広告運用支援のための社内プロダクト群が利用するデータ基盤のインフラを担当
  • 技術スタック
    • インフラ:AWSとコンテナとネットワーク
    • 言語:Pythonを少し

1日の流れ

昨今の新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策として弊社では早い時期から社員へリモートワークまたは時差出勤を推奨していました。
仙台ラボにおいても全社方針のプレスリリース(2020年2月末)に従ってリモートワークを継続しています。

08:00 起床

リモートワークの上、エンジニアは裁量労働制でありコアタイムが存在しません。なので最近は目覚ましもかけていないことが多いです。

この日もたまたま起きた時間が8:00だっただけです。

09:30 業務開始

全社的な定時時間(9:30〜18:00)にあわせて業務を開始します。前述したとおり裁量労働制なので、従う必要はないのですが、生活にメリハリをつけるためになんとなく合わせています。

業務を開始するときはSlackの勤怠管理チャンネルに連絡します。

私は各種広告媒体のデータや計測ツールのデータを蓄積しAPIでデータ返却する、データ基盤システムの開発チームに所属しています。

担当領域はインフラですが、媒体からのデータ取得などにはAWS Lambda、ETL部分はAWS FargateAWS Glueなどサーバレスが多く採用されていて、サーバとにらめっこすることはあまりないです。主にSLOを維持するための可用性や拡張性に関わる部分、監視システムの構築やコスト管理などが責務になります。

ですがこの日は普段のインフラ業と打って変わって、一部の社内ユーザ向けにS3バケット上に蓄積したCSV形式の広告媒体のレポートをダウンロードする画面を作っていました。

S3バケットを限定したユーザだけアクセス許可するために、Amazon Cognitoを活用するのが前提でしたので、標準で連携機能が具備されているAWS Amplifyを使うことにしました。
AWS AmplifyはReactやVueのようなフロントエンドのフレームワーク知識が前提になっていて、フロントエンド未経験な私は四苦八苦しましたが、こういう小さなツールであれば未経験の領域にも挑戦させてくれるので、チームメンバーには感謝しています。

午前中でなんとかAmplifyの環境構築とGetting Startedまで完了しました。

12:00 インフラ定例会

弊社の社内向けプロダクトの多くはセキュリティのために、社内ネットワークを専用線でAWSなどに直結してサービス提供されています。
そのため、異なるプロダクトであってもネットワークなど一部リソースが共有されている部分があります。

インフラ定例会は各プロダクトのインフラ定例者が集まって、そういったプロダクト間共通のインフラ部分について、決め事や課題を共有するために実施されています。

13:00 お昼休憩

この日はセブンイレブンのとみ田監修冷凍つけ麺を食べました。
東京でSIerをやっている時代は北小金に住んでいたことがあったので、とみ田の味を思い出すことが出来ます。

14:00 作業再開

AWS Amplifyの力で何もしていないのに認証画面が完成しました。GoogleのOAuthを使っているのですが、社内ユーザ向けに"opt.ne.jp"ドメインだけ認証したかったので、その設定方法を調べていました。

15:00 雑談枠

コロナの影響で全社員がリモートワークとなったときに、社員同士の気軽な雑談が減っていることが問題に上がり、仙台のテックメンバーでは毎日15:00と18:00に15分だけ雑談用の会議枠をとることにしました。

この日は最近購入したデスク付きのエアロバイクの話をしていました。長めのMTGにバレないように漕ぐコツについて共有しました。

15:30 TM定例

私は今年からチームマネージャのチャレンジ枠になったので、チームマネージャの定例にも参加しています。
この日は毎月実施しているOptTechnologies全体で実施している会議のアジェンダを決定しました。

16:00 作業

ドメインを絞った認証機能が完成したので、Cognitoで渡された認証情報をもとにS3バケットにアクセスする方法について調べていました。
Amplifyのドキュメントを読んだり、サンプル実装をコピペして動かしてみたりしていました。

16:45 チーム内ミーティング

デイリーでチームメンバーのその日進捗や課題を共有しています。チームマネージャらしい動きができるようになりたいです。

17:00 ピアボーナス準備会MTG

MTG遅刻してしまいました…
私は集中していたりあるいは完全に気が抜けていたりすると、スケジュールを忘れてしまうことがあります(通知は飛んでいるのですが)。
出勤していた頃はチームメンバーがいそいそと会議室に移動しだすのを見て思い出すことが出来るのですが、リモートワークではそれがないのでしっかりセルフマネジメントする必要があります。

対策という対策ではないですが、Web会議だと早くWeb会議室に入室していても誰にも迷惑はかけないので、最近は15分前とかにもう画面を開いておくことにしています。

このMTGはOpt Technologiesにピアボーナス制度を導入したい有志が集まり、導入に向けて準備を行うものです。
実際にピアボーナス制度をOpt Technologiesに導入できるかは未定ですが、準備会ではユーザの意見を取り込んでフェアなルール作りをするにはどうすればよいかなどを話し合っています。

Opt Technologiesには有志があつまってボトムアップで組織改善をしていくHacker's Guildという制度があります。このピアボーナス制度のほかにも、オフィスに常備したドリンクをいつでも飲むことが出来る制度OASIS、エンジニアへのアーロンチェア導入や社内ISUCONの開催などもHacker's Guildから生まれました。

18:00 作業

18:00からは雑談枠がありますが、任意参加なので作業を優先して辞退しました。
Amplifyで作成した画面上でS3上のファイルを表示できるようになったのでGitにCommitし、この日は作業終了します。

19:00 終業

Slackの勤怠チャンネルに業務終了を連絡して、Macを閉じれば終業です。

リモートワークについて

デスク

abema desk

フルリモートになりましたが、私の自宅環境は新型コロナウィルスが流行する前と変わっていないです。

作業中はゲームPCにつながっているキーボードやマウスをどけて、仕事用のMacBookをモニタに繋いでいるだけです。

仙台ラボには会社制度であたえられたHHKBや4Kモニタ、アーロンチェアがあって快適だったんですけどね(HHKBくらい持って帰ってくればよかったんでしょうけど)。

とりあえず壁紙は可愛いのにするとロック画面を見るたびに癒やされるのでQOLが向上します。

セルフマネジメント

1日の流れの中でも書きましたが、セルフマネジメントが重要です。 部屋に一人きりで黙々と作業しているがゆえに、出社していた頃にくらべて集中しすぎて視野が狭くなっていたり、逆に完全に気が抜けていることがあります。

私は少なくともMTGについて思い出したり遅刻しない工夫が必要でした。

運動

全然家から出ないので運動しなければという焦燥感だけあります。とりあえずリングフィットアドベンチャーとデスク付きエアロバイクは用意しました。

仙台ラボについて

sendai office

現在は原則リモートワークのため、出勤しておりませんが仙台ラボについても書いておきます。

仙台ラボは仙台駅東口から徒歩5分のオフィスビル、アゼリアヒルズ内にあります。
駅チカなので近くにごはん屋さんや居酒屋、ヨドバシカメラがあるので便利です。

仙台ラボには私のようなエンジニアが所属する仙台ビジネステクノロジー開発部のほか、広告運用オペレーションを担当する仙台サテライトオフィスも在籍していて、あわせると約20名くらい働いています。

仙台のエンジニアは現在(2020年4月)、私含め全員が中途入社社員で東京のエンジニアと比べるとベテランのエンジニアが多いのが特徴です。

まとめ

MTGしつつ新しいことにチャレンジできた1日でした。
リモートワークでは首都圏のエンジニアも地方エンジニアも大きくは変わらないかもしれません。

以上、エンジニアの1日vol4でした。


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