Opt Technologies Magazine

オプトテクノロジーズ 公式Webマガジン

オプトテクノロジーズとOSS

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この記事は「Opt Technologies Advent Calendar 201720日目となります。

オプトテクノロジーズではOSS活動を奨励しており、いろんな形で活動を行っているメンバーが在籍しております。 業務上のプロダクトで利用しているOSSへバグ修正や改良を施すのはもちろんのこと、プロダクトのために新たにOSSを立ち上げたり、はたまた業務にあまり関係ないOSSへコントリビュートしていたり…。

そんなOSSを奨励する制度がどんな風に運用されているのか…という話を、実際にOSS活動をしている自分の目を通してご紹介します。

こんにちは。 @m4buya です。テックマガジンにははじめての登場となります。
RubyRails好きですが、普段の仕事ではScalaを書いたりインフラやったりわりとなんでもします。

OSSと評価制度

オプトテクノロジーズでは現在(2017年時点)、エンジニアに特化した評価制度を運営しております。 半期ごとに目標を立てる上で、期内に重点的に取り組む分野をいくつか選択できるようになっているのですが、そのうちの選択肢のひとつとして「OSS」が選べるようになっています。 業務上の貢献があったか否かという観点抜きに、純粋にOSSやコミュニティへの貢献が制度上の評価となる、OSS活動重視のエンジニアにとってうれしい制度設計となっております。

どんな評価が行われるかというと…こんなイメージです。

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各人ごとの等級に応じ、それに見合うレベル感が事前に定義されており、それに見合うレベルなのか、もっと上のレベルなのか…という判定によって評価が決まります。

OSS活動としてやっていること

それではケーススタディということで、自分が取り組んでいるOSS活動についてご紹介したいです。

こんなRuby界隈OSSのコミッタとして活動しております。

RailsAdmin

RailsAdmin is a Rails engine that provides an easy-to-use interface for managing your data

https://github.com/sferik/rails_admin

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モデルがひととおり出来たRailsアプリにインストールするだけで、CRUDのできる管理画面っぽいものが簡単に作れちゃいます。

CarrierWave

Classier solution for file uploads for Rails, Sinatra and other Ruby web frameworks

https://github.com/carrierwaveuploader/carrierwave

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Railsにおけるファイルアップロードのデファクト・スタンダードといっていいと思います。できることの多さと柔軟性が売りですね。

やってることとしては

  • RubyRails、ほか依存ライブラリの更新に追従
  • 来たPull Requestのレビューおよびマージ
  • Issueの解決
  • 細かな(や場合によっては大きな)改善
  • 頃合いを見たRubyGemsへのリリース

といった感じです。

きっかけ

どちらも、自分が使っているうちにどうしても欲しくなったそこそこ大きな機能のPRを送ったことがきっかけでした。 RailsAdminについてはその場で「メンテナやらない?」みたいに誘われ、CarrierWaveについてはPRして2年ぐらい経ってから「メンテナ募集」のIssueが立っていたのでそこに応募した…という流れです。

OSS、枯れてくるとそんなにアクティブなコミッタが少なくなってきてしまうケースが結構あるように思います。そのタイミングで多少の実績を見せながら「やります!」といえばわりとすんなりコミッタにしてくれるのでは…という印象ですね。

で、評価された?

定量的なことは言いづらいですが、OSS活動自体は期待通りの評価がされていると思っています。

最終的な評価はそれ以外の選択分野にも左右されるので、OSSのみで評価が決まるわけでもないのですが、規定のレベル感を満たしていることを客観的根拠をもって示せさえすればよいので、目標を立てやすい面もあったりしますね。

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こんな取り組みをしているオプトテクノロジーズですが、現在もエンジニア積極募集中ですので、ご興味がありましたらぜひお知らせください! まずはカジュアルにお話しましょう☆

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