弊社で新しく「チャレンジ休暇」という制度が出来たので、制度についての紹介とどのように利用したかについて紹介します。
あいさつ
初めまして、Opt Technologies の 佐藤 です。オプト歴が10年越えの古参エンジニア(2児の父)で、宮城県(仙台市)で開発業務を行なっています。
チャレンジ休暇 ってなに?
2022年4月に出来たばかりの新しい「有給の休暇」の制度です。
通常付与される「有給休暇」とは別枠で、休暇の取得目的を能力開発や自己研磨に限定した休暇を取得することができる制度です。企業成長のためには、持続的な能力開発に寄与する学習・実戦機会を社内外問わず促進する仕組みづくりが重要だと考えられて作られた新しい制度となっています。
冒頭で2児の父と記載させて頂きましたが、子供がいると有給休暇は子供や家族行事で利用することが多かったので、単純に勉強するために堂々と休みを取ることができるということで、私にとっては大変嬉しい制度の誕生でした。
というわけで、早速「チャレンジ休暇」を取得してみましたので、ブログのネタにしてみたいと思います。
まずは申請
現在のガイドラインでは5営業日前までに申請を上げる必要があります。
通常の有給休暇と同じように明日・明後日のどっちかをチャレンジ休暇にしようと思っていたので、いきなり出鼻を挫かれました(単純に制度のガイドラインが公開された時にちゃんと目を通していない自分のせい)。
というわけで、仕切り直しでスケジュールを確認し、1週間後に空いてる日があったので、その日で申請をあげます。
申請内容としては
- 取得予定日
- 取得目的
- 具体的な活動内容
のような形なので、私は、
- 取得目的:独学
- 具体的な活動内容:過去に購入して読み切れていない本を読むことや、興味があるAWSサービスの調査
といった内容を記載して申請を行いました(実際にはもう少し詳しく記述しています)。
承認待ち
あとは上長を含む承認者の方々からの承認待ちです。
とはいっても、翌日には承認されていました。
開発部のマネージャ陣で取得目的の基準事例一覧のようなものを作っており、そちらの目的からズレていない内容だったので、承認の時間が掛からなかったというのもあるかなと思いました。
あとは、チームメンバーに「チャンレジ休暇」を取得することを伝え、当日が来るのを待つだけです。
チャレンジ休暇当日
弊社ではテレワークでの開発を行なっているため、子供を学校へ送り出し一息ついたら、PCには向かわず今日はコーヒーをのみながら読書タイムのスタートです。
午前
エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ――テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド
私はマネージャではないですが、テックリードのような役割を担当しているため、「第3章テックリード」のみ読んで死蔵してしまっていました。ちゃんと読んでおこうと思ってはいたので、せっかくの機会でしたので今回の休暇で読み進めました。
詳細は記載しませんが、現在マネージャでなくても、チームで協働するために参考になることやマネージャの視点で考えていることの参考になりますし、将来的なキャリアパスとしてチームリーダーや、マネージャのような役割をしてみたいと考えている人にとっては役立つ一冊なのでは?と私は思いました。
読書の合間に業務で利用している Slack をちょこちょこ見てしまうのが悪いクセだなと思いましたが、こちらの本の読書で午前中を終え、ランチタイムです。
午後
午後からは Amazon QuickSight についての情報収集です。
QuickSightとは、簡単に説明するとAWS上で実現できるダッシュボードサービスと言えると思います。
私が開発を担当しているプロダクトでは、S3上にAWS Athenaで参照できるような形でのデータの蓄積を行なっているため、こちらのデータの活用事例の1つとして QuickSight を利用できないのかと考えていました。
以前、AWSさんで実施していたWebinarで行なっているセミナー(事例祭り)に参加しており、どのようなことが出来るのかというイメージはあったため、具体的な設定方法などについて調べて行きました。
- AWSのドキュメント確認
- 事例について記載している技術系のブログ記事を確認
- サービスについて料金見積もり
ある程度ドキュメントを読み進めた時点で、実際に QuickSight の設定を進めて行きたい気持ちはありましたが、コストが発生してしまうため、今回はその旨の申請を行なっていないこともあり、本日は実践しませんでした。改めて業務での必要性を説明し、予算として了承を得た後に実業務で取り組んでみたいと改めて思いました。
おわりに
最後になりますが、学ぶということは今行っていることへの習熟度が上がったり、新しいことができるようになるので継続的に行っていく必要があるなと改めて思いました。
今回は弊社の「チャレンジ休暇」という制度を紹介しました。
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