Opt Technologies Magazine

オプトテクノロジーズ 公式Webマガジン

2018年 Opt Technologies の振り返りと2019年に向けて

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こんにちは自称アドテクおじさんのhiraivaです。

2016年4月に Opt Technologies は発足し、おかげさまで3年目を終えることができました。組織としての基盤創りをした1年目、それの改善に取り組んだ2年目、そして3年目はより具体的な課題やビジネスに取り組み、組織としてのネクストフェーズの準備期間となった年だと考えています。 昨年 と同様に振り返ってみたいと思います。

なお、この記事はOpt Technologies Advent Calendar 2018のラスト25日目です。

構成は去年とほぼ同じ。何か忘れてたら後で足すかも…

2018年にやったこと

外向け活動

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広報やイベントなど、外に向けて発信している活動をまとめました。

市ヶ谷Geek★Night

去年の振り返りで言っていた、年4回にしてしっかり企画を練るというのはある程度できたと思う。

結果、イベントタイトルで大分遊んだw。マジ卍回はとても楽しかったです。

市ヶ谷Geek★Night は第20回まで来たので、そろそろガラッと変えようかな。

タガヤス

タガヤス も2年目に突入。続けられているのは何よりすばらしい。

他コミュニティとの連携もあり、仙台デベロッパーズコミュニティ10周年イベント に弊社エンジニアが登壇させていただいたり、 RubyKaigiが仙台だったり 来年には PHPカンファレンス仙台 も開催されるようで、仙台のエンジニアコミュニティがさらに活気づくと良いですね。

私も 仙台市主催のイベント に出させていただいたりと、仙台市とのつながりも強まった気がする。

その他イベント

Opt Technologies メンバーの社外登壇回数自体は増えていると思います。

ただ、どうしても偏りはあるので、新卒エンジニアを中心にもっと発信の機会をサポートしていきたい。

個人的には AdTech Tokyo に出れたのは嬉しかったです。事業会社のマーケターの方の雰囲気くらいは掴めた気がする。

Tech Magazine その後

  • 2017年 22記事
  • 2018年 18記事(この記事含む)

投稿数は昨対で減ってしまった。比例してPVも減ってた。

読了数・読了率を取れるようにしているので、それを軸としたモニタリングを強化したいが、負担にならない程度に。

カンファレンス等スポンサー

今年もいくつかカンファレンス等のスポンサーをさせていただくことができました。

ScalaMatsuri 2018|日本最大級の Scala のカンファレンス

宴スポンサーでク●懇親会やったのは良い思い出になった。 来年のScalaMatsuri は初の将軍スポンサーなので気合入ります。

RubyKaigi 2018

仙台ラボラトリのみんなで参加出来たのが良かった。個人的にもはじめて RubyKaigi に行った。Rubyコミュニティの雰囲気はとてもいいですねー

ACM-ICPC 2018 Asia Yokohama Regional

はじめてスポンサーさせていただいた。社内で競プロ部が出来たのをきっかけに、競プロとの関わりが増えた気がする。

以下、その他にスポンサーさせていただいたカンファレンス。

builderscon tokyo 2018

ng-japan - The Angular conference in Tokyo, Japan. 日本最大のAngularカンファレンス (2019/7/13)

内向け活動

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Opt Technologies として、社内で取り組んでいることなど。

お仕事2018

業務では、Data Intelligence Team が立ち上がった など技術的な広がりがあったほか、セールスやコンサルタントなど別分野の人との関わりが増えて、Opt Technologies の一人ひとりの仕事の幅がとても広がった年だったんじゃないかなあと思います。

それは来年を新フェーズとする準備期間という意味合いもあり、より本質的な仕事をもっと増やして、来年はOpt Technologies が会社や社会にもっと明確に貢献していける状態になりたいですね。

Opt Technologies は技術を揃えたり深めることはもちろんやるし、その技術をちゃんと社会に昇華できるような集団になりたいです。

マネジメント体制も次のフェーズへ

2017年よりもさらに中間層のマネージャーを増やし、マネジメント体制がしっかり厚くなった年でした。

これにより、来年初に開発部署を分割し、部長を増やすことができそうです。マネジメント体制がさらにスケールしやすくなって、組織が大きくなってもケアが行き届きやすくなったり、育成や教育もやりやすくなるといいなあ。

本当に社内の色んな人に支えられてここまで来れたと思います。これで Opt Technologies は組織としては、いよいよ Season 2 に突入って感じですね。

評価基準や評価方法の改善

昨年同様、直接民主主義的な感じで、継続してやっています。

今年は評価プロセスの負荷の高さが課題として上がってきた年でした。良いところは残しつつ、よりよい形にしていきたい。

あと、制度議論系のイベントに参加してもらうことで、入ったばかりの新卒エンジニアや中途エンジニアの方が、より早く自分は組織の一員だという感覚を持ってもらえてたらいいな。

社内勉強会

昨年同様。だいたい隔週で、のんびり続けられていると思います。

社内で教育系のプロジェクト が立ち上がったのもあり、元々なんでもありな勉強会なので、全社的な連携ができたら嬉しいし、他社さんとの合同社内勉強会的な動きも出てきました。合同社内勉強会やりたい会社さんいらっしゃいましたら是非。

Opt Group Tech Day

グループ向けクローズドイベントとして今年もやりました。内容は公開してないけど。

社内ハッカソンや開発合宿

第二回 社内ISUCONを開催しました - Opt Technologies Magazine

社内ISUCONは今年も開催。私自身はさりげなく強い人と組んで優勝できたが、来年はもっとレベルが上がっているといいなあ。

開発合宿2018 in 三浦海岸 - Opt Technologies Magazine

開発合宿も今年もありました。去年よりも明確にレベル上がった感を感じてます。

海外研修

去年の開発合宿 の優勝賞品ということで、 AWS re:Invent 2018 に行ってきてもらいました。その関係で Geek★Night の re:Invent 回 をやりました。行ったメンバーは大いに刺激を受けたようです。

来年も今年の開発合宿の優勝チームなどが海外研修に行く予定です。

新卒エンジニア向け研修

1ヶ月くらいのカリキュラムでやりました。色々得るものが多かった。

みんなでブラッシュアップしながら来年もよりよい形でやっていきたい。

公開は…まだ先かなあ。

Hackers' Guild

社内の業務環境などの改善を目指すタスクフォース的な集まりです。制度としてはありますが、取り組むべき課題が大分減った感。

採用活動

人事部側のリソースも強化され、色々な取り組みが出来た年ではありました。

一方で、 Opt Technologies としては設立時期の目新しさボーナスタイムはとっくに終わったし、新卒・中途どちらもどの辺の会社さんと取り合いになるか明確になってきたので、来年はより一層見せ方などを洗練させていきたい。

新卒エンジニア採用は採用数右肩上がりです。もっと増やしたい。

あと、今年は初の試みであるエンジニア未経験者向けのインターンを実施しました。

tech-magazine.opt.ne.jp

初めてだったので、色々と改善ポイントはあるんですが、似たようなことは続けていきたい。

私自身も文系出身エンジニア なのもあって、エンジニアになる機会があんまりなかった人にエンジニアになる機会を提供するということに個人的な思い入れがあるし、会社としてもメリットは大きいと思っているし、社会(特に日本社会)にとっても意義の大きいことだと思っています。

新卒インターン

今年は2年目。プロセスとしてはこなれてきた感はあるが、採用への直結だったり、社会への影響という点では、個人的にはもう少し整理したい気持ち。


2019年に向けて

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ビジネス貢献、マーケティングxテクノロジー

今まで疎かにしていたつもりはないのですが、改めて明確なビジネス貢献を、組織としてもっとやっていきたいです。

なぜかというと、会社にとっての成果というのもあるけれど、ビジネス側に従属せずにそれをやることがエンジニアにとっても自由につながると思うからです。

また、Opt Technologies 以外からオプトをご存知の方は今でも広告代理店・営業会社のイメージが強いと思うんですが、このイメージをエンジニア主導でビジネス貢献することで「オプトはテクノロジーを使って成果を上げている会社だ」というものに変えて行きたいですね。

研修や育成

新卒エンジニア向け研修はより発展させつつ、非エンジニア向け育成にも携わっていきたい。

Opt Technologies に居ると、他所に居るより早く成長できる、っていう組織にしたいです。

採用ブランディング

まだ具体的なことはあまり決めてないですが、一新したい気持ち。

Opt Technologies 公式サイトもリニューアルしたいなあ。


最後に

今年は来年に本当に大きな成果を出すための準備期間といった感じでした。

そういう観点で行くと順調な気もする。やれなかったこともいっぱいありましたが。

今年もありがとうございました。それでは良いお年を!