弊社オプトでは１〜２ヶ月に１度、市ヶ谷Geek★Nightというエンジニア向けイベントを開催しています。９月に行われた「#9 市ヶ谷Geek★Night「webエンジニアの転職事情〜媒体の中の人が語りますスペシャル〜」についてレポートします。
あいさつ
こんにちは。uryyyyyyyです。 オプトで開催している「市ヶ谷Geek★Night」も今回で9回目となりました。 毎度それなりにご参加頂けて、そこそこ認知されているのかなと思っています。
市ヶ谷Geek★Nightとは
オプトでは、エンジニア向けイベントとして、一年ほど前から「市ヶ谷Geek★Night」を定期的に開催しています。 おもしろくてタメになるイベントを目指し、エンジニア中心に運用されているイベントです。
#9 webエンジニアの転職事情 について
エンジニア転職市場は、このところずっと売り手市場だと言われています。そのニーズの高まりもあり、新興の採用媒体が台頭し、エンジニア転職市場自体も活性化してきていると思います。
今回は「webエンジニアの転職事情〜媒体の中の人が語りますスペシャル〜」と題し、主に新興の採用媒体の方にご登壇いただき、エンジニア当事者の話も交えつつ、エンジニアの転職事情について考えるイベントを目指しました。
（なお、今回はオフレコな情報もあるので本レポート記事はサラッと書かせて頂きました。 今後もこのようにオフラインだからこそ話せるようなイベントもしていければと思うので、ぜひ会場に足を運んで頂ければと思います。）
媒体各社売り込みLT
まずは媒体各社売り込みLTと称して、各社様に自社の採用媒体の特色などをご紹介いただきました。
ギークスさん
フリーランス向け転職媒体である geechs job などを運営されている ギークス株式会社 猪飼様 に媒体の特色やフリーランサーという働き方についてお話いただきました。
https://geechs-magazine.com/job/geechs-magazine.com
会社という枠に囚われないフリーランサーという働き方が増え、また企業の側もメンバーの多様性としてそれを活用している事例などが紹介されました。
Branding Engineerさん
Tech Stars などを運営されている 株式会社Branding Engineer COO 高原 克弥様 に自社媒体やエンジニア市場自体についてお話いただきました。
高原さん自身、元エンジニアの方で、日本のエンジニアの数には限りがあること、シリコンバレーと比較して待遇の差があることなどを訴えておられました。
ウォンテッドリーさん
Wantedly を運営されている ウォンテッドリー株式会社 大谷 昌継様 より、媒体の特色や大事にしている考え方についてお話いただきました。
Wantedly は 「はたらく」を面白くするビジネスSNS を標榜されており、採用媒体という立ち位置に留まらず、楽しく仕事する人を増やすことを目指していることをアピールされていました。
groovesさん
エンジニアポートフォリオサービスの forkwell とそれと連携する採用媒体である forkwell jobs などを運営されている 株式会社grooves 中込 拓也様 より、媒体の特色などをお話いただきました。
自社サービス運営企業にこだわって採用支援していることや、自社媒体を中心にエンジニア文化への貢献を目指していることをお話いただきました。
パネルディスカッション
媒体側が考えるエンジニアの生態系は？
各社の紹介をいただいた後は、各媒体の方によるパネルディスカッションを行いました。
媒体の特色が様々なので、各質問の回答についてもそれぞれの媒体の特色が良く出たと思います。
求人数については Ruby, PHP, Python などのLL系は相変わらずの人気で、Scala なども伸びて来ているようです。選考においては自分のスキルをきちんと自分で説明できることが重要、といった意見もありました。
採用担当エンジニアが語るエンジニア採用
エンジニア側の意見も…ということで、媒体側だけでなく、各社の採用担当エンジニアの方にお集まりいただき、自社の採用に関する考え方やエンジニア向けのアドバイスをいただきました。
以下のご登壇者にお集まりいただきました。（写真左から）
- Connehito株式会社 CTO 島田 達朗様
- 株式会社gumi CTO 幾田 雅仁様
- 株式会社ウィルゲート ゼネラルマネージャー 鶴飼 吉行様
- テックファーム株式会社 執行役員 石立 宏志様
- 株式会社ビズリーチ 鳥海 健様
採用担当なので、マネージャークラスのエンジニアの方ばかりなのですが、今の立場になるまでの経緯や、自社のエンジニアチームのあり方、そしてエンジニア採用について大事にしていることなどをお話いただきました。
各社チームのあり方は様々ですが、いずれの方も、一緒に仕事をしたいエンジニア像については、「自分のやっていることを（エンジニア以外にも）説明でき、自分自身で開発や仕事を切り拓いていける」、そんな人だと話していたのが印象的でした。
懇親会
セッションの後は、懇親会でした。（懇親会の写真がなかった＞＜）
パネルディスカッションが２つと議論の多い回だったこともあって、参加されたエンジニアの方々と登壇者の方々との議論も活発に行われていたように思います。
ご登壇いただいた皆様、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました！
次回の市ヶ谷Geek★Night
もう今週(11/4)ですが、次回は「型のあるフロントエンドの世界〜フロントエンド・フロンティア〜」と題し、静的型付けを取り入れたフロントエンド環境について各社ご発表いただきます。よろしければこちらもご参加ください〜
